ちょくちょくある事例で
「痛んでるからトリートメントをしたくて…」
とよくご来店時にトリートメントをプラスされる方がいらっしゃるのですが
今日は
そのトリートメント。
場合によってはあまり効果的ではないかも。
と、いうところのお話を。
まず、僕が「今日はトリートメントやめときましょう」と提案するポイントとして
シャンプーをした際に泡立たない
という事があります。
これ実は結構数ある事例なのですが
スタイリング剤などの油分が付いていたりすると当然泡立ちが悪い場合があり
軽くシャンプー付けて1度流し余計な油分を取り
もう一度しっかりシャンプーする。
という事があります。
1度目のシャンプーが泡立たなくても
大体2度目のシャンプーでしっかり泡立たつからです。
しかし
2度目のシャンプーでも泡立たない(なんかシャビシャビ)場合が。
この場合、伺ってみると
市販のシャンプー、リンス。
もしくはオイルなどを使っているケースがほとんどかと。
(特にツ◯キやパン◯ーンなどのしっとりを謳っているものが多いかなと)
殆どの方が1度は経験した事あると思うのですが
【お風呂上がりに髪の毛からいい香り】
これ
髪の毛にリンスなどが残ってるサインです。
市販のシャンプーやリンスの油分は質感重視で必要過多な油分が入っている事が多く
水で流れない事が多いのです。
だから流しきれず残った油分が香りとして残る訳ですね。
油分が残るからシットリするんじゃないの?
と思うかもですが
それがどんどん蓄積されれば当然ベタくし
毛が全体的にまとまると言うよりは
1本1本が過度に被膜されてる状態なので、「髪の毛がまとまりサラッ」てよりは「髪の毛が独立してゴワっ」とした質感に。
そしてその油分が水を弾き、シャンプーが泡立たない訳ですね。
そしてシャンプー。
市販のシャンプーはある程度、どんな人でも汚れが取れるように
洗浄力が強めに設定されています。
そして使われている成分も安価なものです。
大体の方はそこまで洗浄力の必要ない方が殆ど。
必要以上の洗浄力で洗うと当然
ダメージに繋がり、軋むしぱさつきます。
しかもいつもリンスを付けている真ん中から毛先は油分により泡立たないまま擦るので尚更ダメージになります。
シャンプーで髪の毛をボロボロにして
ベタベタなリンスで髪の毛を覆って誤魔化している状態です。
なんだか髪の毛がカスカスな不思議な手触りになります。
そこでサロンでトリートメントをして髪の毛を良くしようと思うのですが
サロントリートメントの殆どは
髪の毛に栄養を入れ、それが逃げないように油分でコーティングする。という物だと思います。
しかし、蓄積されている油分が原因で
サロンでトリートメントをしても
髪に入れる栄養素が弾かれ
コーティング剤で余計に油分が付くだけで根本的な解決にならない
そしてまとまらないからもっとシットリさせようとオイルなどを付けて余計に油分が付いてしまう
という事になる訳ですね。
なので僕は、
「トリートメントに使うお金をサロン用のシャンプーとリンスを購入する費用に変えましょう。」
とオススメしています。
まずはその方にあった洗浄力のシャンプーと
その方にあった油分のリンス。
変に髪の毛に負担をかけない物選びがヘアケアが大事です。
そして余分な油分がなくなり、髪の毛がプレーンな状態に戻った上でサロントリートメントをしていただくのが最善だと思います。
たまにするサロントリートメントより
毎日するヘアケア。
お家でのシャンプーが泡立たない方は是非担当の美容師さんに相談されてみてはいかがでしょう?
今日はこんな感じで。
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